福岡の中心地・大濠公園のすぐそばにある西公園。
その中腹に鎮座するのが、地元では“てるもさん”の愛称で親しまれている光雲(てるも)神社です。
毎年お正月になると、境内には朝から晩まで初詣の参拝客が続き、緑に包まれた静かな公園が一気に華やぐ季節に。
この記事では、実際に訪れた雰囲気を交えながら、アクセス・駐車場・屋台の情報、混雑する時間帯のリアル、初詣のおすすめポイントなどをまとめて紹介します。
初めて光雲神社に参拝する方にも、毎年のように通っている方にも役立つ内容にしているので、ぜひ参考にしてください。
光雲(てるも)神社ってどんな神社?
光雲神社は、黒田官兵衛・長政の父子を祀る黒田家ゆかりの神社。
福岡の歴史に深く関わる人物を祀っていることから、勝負運・仕事運・学業成就・家内安全にご利益があるとされています。
西公園の森に囲まれた高台にあり、境内まで続く石段を上ると、海風が心地いい空気に包まれます。
都市中心部に近いのに、境内はとても静かで落ち着いた雰囲気。まるで時間がゆっくり流れるような感覚になります。
初詣の雰囲気:正月三が日は大にぎわい!
お正月期間、とくに1月1日〜3日は参拝客で大にぎわい。
特に元日の午前〜昼頃と、三が日の午後から夕方にかけては、階段の下からゆっくり列が進むほどの人出になります。
境内に入ると、神職の方々の澄んだ声が響き、お正月らしい厳かな空気に包まれていて心が洗われるような気持ちに。
それと同時に、周りには家族連れやカップル、お友達グループも多く、温かい雰囲気で“新しい一年が始まるんだな”と実感します。
光雲神社の見どころ
歴史ある拝殿と黒田家ゆかりの空気
光雲神社は歴史好きにはたまらない神社。黒田家に縁が深く、戦国好きな人にも“推しスポット”。
高台ならではの空気の澄んだ境内
早朝は特に空気が澄んでいて、神社の前から見える海側の景色も気持ちがいい。
朝の参拝は、心身がスッと整うので個人的にいちばんおすすめです。
お守り・御朱印も人気
三が日は限定デザインのお守りが並ぶこともあり、色合いも上品で素敵。
御朱印を集めている人にも人気の神社です。
駐車場情報:西公園は広いけれど、初詣は“満車にご注意”
光雲神社には専用の駐車場はなし。
利用するのは西公園の公共駐車場(数ヶ所あり)となります。
西公園駐車場(公園内数か所)
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普段は空いていることも多い
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初詣期間は満車になりやすい
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1月1~3日は特に朝10時以降はほぼ満車
駐車場の回転は比較的遅め。長いときは10〜20分待つことも。
駐車場が満車だった時の代替案
① 大濠公園・舞鶴公園の周辺コインパーキングを利用
・徒歩15〜20分
・駐車場の数が多いので停めやすい
・都会なので料金は少し高め
初詣は大濠公園側から歩いてくる人も多く家族連れでも歩ける距離です。く、
② 地下鉄駅から歩く(駐車場を使わない手)
・地下鉄「大濠公園」駅、「唐人町」駅から徒歩20〜25分
・渋滞にも巻き込まれない
・帰りに大濠公園で散歩もできる
西公園へ向かう坂道は少し急ですが、混雑を避けるには最適。
屋台情報:境内前に毎年数店舗が出店!
光雲神社の初詣では、大規模ではないものの、毎年数軒の屋台が並びます。
出ている屋台の例
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たこ焼き
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唐揚げ
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フランクフルト
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ベビーカステラ
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イカ焼き
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りんご飴
など、定番メニューが中心。
規模は控えめですが、ちょうどいい距離感で賑わっています。
家族連れも多いので、お子さんはベビーカステラやクレープを楽しみにしている雰囲気。
屋台は大晦日の夜〜1月3日くらいまで出ることがほとんど。
年によって変わることもありますが、元日だけは確実に出店しています。
混雑を避けたい人はこちらを参考に!
混雑ピーク
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1月1日:10時〜16時
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1月2~3日:11時〜15時
この時間帯は階段の下〜境内までゆっくり列ができるほど。
混雑が少ない時間帯
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元日:早朝(6〜8時)
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三が日:朝9時まで or 夜19時以降
特に朝の光雲神社は静かで清々しく、本当におすすめ。
お正月に楽しめる“西公園の魅力”
光雲神社の初詣はもちろんですが、せっかく西公園に来たなら、以下も立ち寄りたいスポット。
西公園展望台
参拝後、少し足を伸ばすと福岡市街〜博多湾が見渡せる絶景ポイント。
晴れた日は本当に気持ちがよく、初日の出スポットとしても人気です。
公園内の散策
木々の間を歩くと、冬の澄んだ空気に包まれて癒されます。
人混みに疲れたときのリセットにも最適。
光雲神社の初詣まとめ
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西公園内の歴史ある黒田家ゆかりの神社
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参拝の雰囲気は厳かで温かい
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屋台は数店舗で楽しめる
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駐車場は公園内と周辺パーキングを利用
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混雑ピークは元日朝〜夕方
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朝の早い時間帯の参拝が穴場
都市部にありながら、自然の中で静かに参拝できる穴場神社。
大きすぎず、小さすぎず、家族連れにも一人初詣にもぴったりです。
西公園の清々しさと、光雲神社の凛とした空気の中で迎える新年は、とても心に残ります。
ぜひ、2026年の初詣は“てるもさん”で、運気のよいスタートを切ってみてはいかがでしょうか?

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